セブ州ラプラプ市で起きた事件
被害に遭ったのは16歳の少女クリスティン・シラワン(Christine Silawan)さん、顔の皮を半分、 頭蓋骨が見えるまで剥がされ、体には複数の刺し傷、さらに複数の臓器が無く、下半身は裸でレイプをされた状態で発見されました。
いつものようにフリートークレッスンはスタート!
フリートークレッスンでは、くだらない話をしていることも多いのですが、真面目な話をすることも、頻繁にありまして、この日は、上記の事件の話をきっかけに、死刑制度に関してのお話になりました。
フィリピン政府が死刑制度を再開しようとしているんですよ~!
知ってますぅ~?
へ~!
Don’t you agree to that plan?
死刑は色々と危険性が高いし、必要ないと思う!
どーしてですか?
恥ずかしい話だけど、フィリピンの場合、もう少し警察がちゃんとしないとダメだと思う・・・。
それはちょっと、わかる気がする!
フィリピンの警察
もちろんほとんどの警察官の方々は、日々真面目に職務を遂行しているのですが、中には不真面目というか職権を乱用するような方も多く存在するのが事実ではあります。
講師の方は、そのような不良警察官がいるうちは、死刑制度なんてあったら危険でしょうがない!という方や、さらに、フィリピンの方は敬虔なクリスチャンが多いこともあり、人が人を殺めることで、人を裁くというのは認められない!という意見の方もいらっしゃいました。
5人ほどの女性講師の方に、死刑制度の制定に関して賛否を聞いてみたのですが、全員、「死刑は反対!」という意見でした。
1人の男性講師の方は、こんなこと言ってました。
Heinous Crimes (凶悪犯罪) や Human Trafficking (人身売買)に関しては死刑は適応されてもイイと思う。
確かにそーですね~。
6人の意見しか聞いていませんので、これが全フィリピン国民の想いとは言えませんが、このような意見がある中、フィリピン下院は、死刑の再開を認めるこの法案をドゥテルテ大統領の与党連合が提案しています。
今後、フィリピンの死刑制度、どうなるのでしょう・・・。
日本の死刑制度
ところで、日本ではどうなの?
死刑ってあるの?
あるよ~!
ウソ~~ォ!!!!!
イヤイヤ!
ホントだって!
How do you do that?
It’s Hanging!
死刑に関する私の認識
日本に死刑制度があることは知っていましたが、執行方法に関しては詳しく知りませんでした。調べたところ、現代の日本では「絞首刑、あるいは縊首(いしゅ)刑」と呼ばれる方法で行われています。
現代の日本において、どのような死刑執行方法が適切なのかわかりませんが、フィリピン人講師に「日本は絞首刑してるよ~!」と教えたところ、さらに驚いていました。絞首刑が自国でかつて行われていた死刑執行方法に比べて、より残酷だと感じたようです。
フィリピンでの死刑執行方法
- 鉄環絞首刑
- 電気椅子
- 銃殺刑
- ガス室
- 薬殺刑
スペインやアメリカ統治下にあった頃のから、このような方法で死刑は執行されてきたが、2006年に廃止されています。
本日の学び
英語で死刑
- Capital punishment
- Death sentence
- Death penalty
英語で凶悪犯罪
- Heinous Crimes
英語で人身売買
- Human trafficking
レッスンを終えて
最近の話ではありませんが、フィリピン人の友達が、「フィリピンの警察は日曜日お休みだよ!」と笑いながら教えてくれたこともありました。
お巡りさんがな~んにもお仕事をしなくて良いくらい平和な状態なら、「警察は日曜日お休み」は良いことだと思うのですけどね~。
実際はいろいろ大変なんですよねぇ~。
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