“Ligaw”「リーガウ」とは?
Q1, まずはフィリピン人女性講師に”Ligaw”「リーガウ」について聞いてみました!
「リーガウ or リガウ」とは、男性が好きな女性に対し「お付合いをしてください!」というような求愛表現の一種であり、フィリピンでは伝統的に引き継がれている風習で、お付合いを始める前のお試し期間のようなものです。
※「求愛」は英語で「Courting」
リーガウ期間中、男性は女性に対し忠誠心やどれだけその女性のことが好きだ、ということをアピールします。デートで食事や映画に行ったり、プレゼントをしたりとにかく男性は女性に出来る限りのことをして、自分の気持ちを受け止めてもらい、お付合いすることを認めてもらために尽くします。基本、支払いは全て男性。
なんと!このリーガウ期間は何年も続くことがあります!私が話した講師の方は以前に約1年間のリーガウ期間を経て男性とのお付合いをスタートされたそうです。
ちなみにもうひとり違う講師の方に「リーガウ」に関して聞いてみた所、その方は学生の頃にもともと気になっていた男性に告白されたので、リーガウ期間約一週間でOKしたと言ってました。
リーガウ期間は、もちろんキスも無し!たまに、ショッピングモールなどで手をつなぐことくらいはあると言ってました。
※「手をつなぐこと」は英語で「Holding hands」
Q2, 女性から好きになってアピールすることはないの?と、聞いてみると。
最近は積極的な女性も多くなってきて、自ら男性にアピールすることもあるようなのですが、基本的には自分が好きなことを気付いてもらうために、友達やSNSを利用して自然な感じで好きな男性に近づいていくようです。
私の勝手なイメージですが、フィリピン女性はもっとアグレッシブでグイグイ行くのかと思ってましたが、意外と奥ゆかしい感じだったんですねぇ~。
話しの流れで、
「”Harana” ハラナ」とは?
Q3, 「”Harana” ハラナ」という風習に関しても聞いてみました。
ハラナはフィリピンの伝統的な求愛の形態で、男性が自分自身の愛を好きな女性にアピールするために、好きな彼女の部屋の下で歌を歌ったりすることです。とってもロマンチックです!
Q4, ハラナで歌う曲は自作なの?
自作の曲を歌う人もいればポピュラーソングを歌う人もいるみたいで、ギターを弾いたりいろいろ工夫してとにかくアピールします。
講師の方がHaranaの説明を貼ってくれました↓
Harana was a traditional form of courtship in the Philippines wherein men introduced themselves and/or wooed women by singing underneath her window at night. It was widely practiced in old Philippines with a set of protocols, a code of conduct and a specific style of music.
Q5, 二人の講師にハラナの経験はありますか?
と聞いてみましたが、特に都市部に住んでいる最近の男性はしないので、ハラナ経験はないと言ってました。田舎の方ではまだその風習が残っているところはあるらしいです。
レッスンを終えて
今回は二人の女性講師からお聞きしましたが、まだまだいろいろなケースがあったり地域によっての特性もあるのかもしれません。今度は男性講師にも聞いてみます。
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