「鼻くそ」と呼ばれる食べ物の原料のお話
前回紹介したフィリピンのバギオで食べられている、Picked BoogerとかPoke the snotと呼ばれている食べ物ですが、私は長年「Pig Booger」だと思い込んでいて、「豚の鼻くそ」と呼んでいました。
食べたことはあるので味に関しては、甘酸っぱい感じ~という印象なのですが、一体全体、何を食べさせられているのかが気になります。まさか本当に誰かの「鼻くそ」を詰め込んでいる?
なんてことはあり得ませんよね~。
講師に原料をちゃんと聞いてみました!
What’s the ingredients in Picked Booger?
Picked BoogerはKalamay(カラマイ)なんですよ~。
それで、Kalamayというのは、もち米に砂糖とココナッツミルクを混ぜて練った食べ物です。
Picked Boogerは、そのKalamayを繊維質の丸い球に詰めて、赤いテープで封をして、細い竹の棒で挟み、さらにそれを紐でまとめて打っています。
ほじって食べたり、つついて食べたりするので、「Picked Booger」や「Poke the snot」って呼ばれていますよ。
これは、バギオの「Native Delicacy」です。
へ~~~!
スッゴイよくわかりました!
ありがとうございます。
あっ!
でも一か所だけ、Native Delicacyって言ってましたよね?
わからなかったのですけど・・・。
Native Delicacyってなんですか?
Native Delicacyは、「郷土料理」みたいな感じです。
この場合のDelicacyっていうのは、「珍味」みたいな意味です。
へ~~~!
またまた勉強になりました!
本日の学び
- Native Delicacy(delicacies) 郷土料理
- Sticky Rice・Glutinous Rice もち米・餅米
- Booger 鼻くそ
Baguio Kalamay – a type of kalamay from Baguio City, Philippines. It is also known as Sundot Kulangot (literally ‘Picked Booger’) because of its consistency. It is sweetened with molasses which adds to its color. It is uniquely packed into halved pitogo (Sago Palm of the genus Cycas) shells and sealed with red crepe paper in a similar manner to the Bohol kalamay. It is the smallest known traditional packaging of kalamay. They are sold in bundles, several of these kalamay balls are nestled inside split bamboo and tied with a string.
レッスンを終えて
長い間、私は勘違いをしていましたが、今回、バギオにお住いの講師とのレッスンのおかげで晴れ晴れとした気持ちになりました。
私の食べたバギオで購入した「Native Delicacy」は「豚の鼻くそ」ではなくてただの「鼻くそ」でした。
▼コレはただの「鼻くそ」▼
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